はい。アニーです。
今回は絶対に関わってはいけない上司の特徴について解説していきます。
日本の職場の人間関係についての調査では先進国の中で最下位。
２０年以上、転職理由ベスト３に必ず入っている『人間関係』。
参考文献：雇用動向調査結果の概況・若年者雇用実態調査の概況｜厚生労働省
なぜこのような事が起こってしまうのか。
筆者の調査となりますが原因の８割は『無能上司』です。
上司というものは、会社の利益を生み出す社員達を統制する役目をする人です。
この統制するはずの上司が無能だと社員は心を病んでしまったりしてすぐに辞めてしまい、会社に大きな不利益を被ります。
さらに厄介なのは社長がそのことを分かっていない場合です。
※ほとんどの場合は分かっていません。そもそも社長業でいっぱいでそれどころではないです。
無能上司がいる職場は遅かれ早かれ傾いていくことでしょう。
今回の記事を読むことで深く関わってしまう前に危険な上司を見抜けるようになり、ストレスを極力なくすことができ、転職判断の一要素にもなるでしょう
それではいきましょう。
この記事は医療系国家資格を取得したがブラック企業を３年で４社経験。
働き方について１０年間勉強し、コンサルティング会社に転職後、これまでに１００社以上の医院や企業の経営に携わった医療専門コンサルタントである私が解説するものとなっています。
【この記事で分かること】
- 絶対に関わってはいけない上司の特徴が分かる
- 絶対に関わってはいけない上司の行動が分かる
- 無能上司がいる会社の影響
- 関わってしまったときの影響
- 関わってしまったときの対策
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【結論】無能上司に関わると４３３２万円以上の損害
正社員の生涯年収は仮に４０年間働いたとして手取り平均約1億2,838万円。（月約２７万円）
もし、無能上司などに関わってしまい１度でもうつ病になってしまうと重度の場合、１０年以上寛解（完治すること）しないと言われています。また、一生涯何らかの障害が残ることがあります。
仮に重度のうつ病で１２年間のうつ状態が続いた場合（生涯働ける期間の３割がうつ状態）、約4,332万円の損失が発生することになります。
退職し、病気の完治に数年を要し、非正規雇用として働いたとしても手取り約9,000万円まで下がるでしょう。（月約１９万円まで減額）
一人の無能上司のために退職をし、非正規雇用で生涯年収が4,332万円下がってしまうのです。
これは言い換えると、一人の無能上司のために毎月、約80,000円労力を損失していることになるのです。（１人あたり）
しかも、これはまだマシな場合です。
『人生１００年時代』である今、心や健康の価値は急速に高まっています。
これからの時代は働く期間が長くなることがほぼ確実です。
人生１００年間生きなければならないのに、無能上司のために身体を壊してしまうと、それは莫大な損失となります。
このことを分かっていない経営者が本当に多いです。
皆さんの人生に関わってきますので、ぜひ何度も読んでいただきたいです。
自分の身体は自分で守らなければなりません。
最悪、自ら亡くなる選択をしてしまう人もいます。（事実、日本の自殺総数は世界３位です）
参考文献：自殺の実態｜厚生労働省
命に関わる前に逃げることをオススメします。
退職できない人や、退職を許されない環境いる人はぜひ、以下の記事を参考にしてみてください！
上司の本来の役割
上司は会社での役割です。それ以上でもそれ以下でもありません。
上司とは本来、部下を会社の利益になるように教育する立場の人です。
決して、部下のモチベーションを下げたり、自分の気分が悪いという理由で部下に無理難題を押し付けたり、人間的に偉くなったわけではありません。
上司というただの役目を与えられているにすぎないのです。
上司(先輩を同様)の役割はしっかりと理解しておきましょう。
上司の給与は部下よりも多いはずです。
なぜ、多いかは部下の責任を負い、指導する立場だから多いのです。
本来の自分の仕事＋部下の教育ですから当たり前ですね。
しかし、どうも日本の上司には部下の教育をまるで『監守と囚人の立場』と勘違いしている人が非常に多いように感じます。
『新入社員が仕事ができない』『部下が使えない』などと愚痴を言っている上司が多いようですが、それは当たり前です。
最初から何でもできる人間に上司やひいては会社なぞ必要ないはずです。
教育するのが上司の仕事です。
その分の給与も貰っているはずです。
そして、使えないと愚痴っている上司が仕事(部下の教育)をしないから使えないのです。
そんな上司に当たった部下もたまったもんじゃありませんね。
よく部下と上司は鏡と言われますね。どう意味かは分かりますね？
絶対に関わってはいけない上司の特徴
それでは、具体的にどんな上司が関わってはいけないかを説明していきます。
特徴に当てはまる数が多いほど、危険な上司です。
６割以上当てはまる場合はヤ〇ザですので、０秒辞表か弁護士にご相談することをお勧めします。
自分の非を決して認めない【謝らない・他責任】
俗にいう、『謝ったら死ぬ病』です。
普通に人間として疑う余地があります。
こんな事は小学生で教わりますよね。
自分のやり方が正しいと思い込んでいる
大体の場合は仕事を丸投げにしておいて、仕事ができると思い込んでいる人です。
さらに、丸投げをしておいて内容に主語がなく、その指示にどんな意図があるのかを伝えないです。
しかもそのような指示の場合、大体は無意味な指示であることが多く部下の貴重な時間、ひいては会社全体の時間を無意味に使ってしまいます。
そして、ひどい場合その指示によってお客様からクレームが来るなど、１００害あって１利なしです。
これは仕事内容を理解していないか、現状を把握できていない仕事放棄をしている状態です。
気分屋【自分の気分をコントロールできない】
全く良いところがありません。
非の打ち所がないぐらい不要な存在です。
気分屋の上司のチームに当たった場合、６ヶ月目で１２/２０人が辞職、気分屋上司も降格の後に退職した実例があります。
部下からしたら通り魔事件に巻き込まれたようなものです。迷惑極まりない。
無能
特徴は以下のものなどがあります。
- 自分で指示したことを覚えていない
- 部下い強く注意したことを自分でやる
- 年功序列や人がいないと言った、エスカレーター式に上司になった上司
無能な上司のもとには、無能ばかりが集まる傾向があります。無能上司と思ったら０秒辞表ですね。
自己利益優先
一言でいうとジャイアンです。
『俺のものは俺のもの。お前のものも俺のもの。』
このタイプは本気で部下の手柄は自分のものと思っています。
さらには、自分はいい上司だと思い込んでいます。
わざと自分の手柄にしているのではありません。なにか言い訳を言われても絶対に信じてはいけません。注意しましょう。
人間関係を築こうとしない
単純に人間として終わっています。
人類が発展してきたのは人間同士のコミュニケーションがあったからです。
ましてや、部下からの信頼を得ていない状態で自分の愚痴を言ったり、訳の分からない指示をするのは人間性を疑います。
信頼関係なく、訳の分からない指示をするのであればコンピューターに言ってください。
顔が茶番じみている
最後は人相学的な要素ですが、結構重要です。
悪人が悪相のように、人の思想は顔に出ることが多いです。
性格が悪い人は人相も悪いです。
これは職場だけでなく社会でも言えます。
逆にイケメンや美人は意外と性格がいい人が多いです。世間から悪い噂があるのは人相の悪い人が嫉妬して噂を広げている場合が多いですね。
絶対に関わってはいけない上司の行動
次に行動として注目していきます。
１度や２度であればあるかもしれませんが、何度もこのような事をしてくる上司がいれば極力距離を置くようにしましょう。
行動を観察することで、上司が普段からどんな心境で動いているのかが分かります。
人の行動を観察することは、相手の望むことを理解することができます。日常生活でも非常に役に立ちますのでオススメです。
派閥に巻き込んでくる上司
社内の派閥争いに巻き込んでくる上司は危険です。
例えば、上司の嫌いな人がいた場合、その人とのコミュニケーションを遮断しようとする場合があります。
実際にあった例として『上司からして気に食わない人に合わせないため、部下全員にコロナを理由に合わせないようにする』など最もらしい言い訳をつけてきます。
ちなみに今までコロナに全く関心が無かったのですが、この時に限り急にコロナの危険性を語りだしました。
これは自分の嫌いな人はどれだけ優秀であろうとも会社から追い出すという、会社にとって最低最悪の損害をしているのです。
そして、残された人の中でまた、新たなターゲットを決めて村八分にしていきます。
上司から嫌われていた人はその後辞職しましたが、退職日にも誰とも合わせないように部下全員に呼びかけていました。
部下に責任転換する上司
上司としての資格がありません。
【上司の本来の役割】でもお伝えしましたが、部下の責任を上司が背負うので上司の給与は高いのです。
これでは、ただの給料泥棒ですね。
このような上司程、部下に給料泥棒と言いたがりますね。
会社への影響
無能な上司を野放しにしておくことは後々に会社に多大なる影響を及ぼします。
経営者もそのことは充分に理解しておかなければ自分で自分の首を絞めることになり兼ねません。
どんなにすごい企業であろうとも損害が出てしまう
ピンポイントで無能な上司がいる会社は以下の優良企業でも腐っていきます。
- 一部上場企業であろうとも、後々腐る。
- 現在の売り上げが上がっていても、後々下がる。
- 社長がどれだけ素晴らしくても、後々潰れる
- ビジネスモデルが優れていても、後々衰退する。
上司の影響力はかなり強いのです。※上司が偉いと言っているわけではありません。
株主からの信用がなくなる
出資者からの信用がなくなるのは大問題です。
社員の命を預かっている経営者が株主からの信用を失うことは、人を殺すことに等しいです。
このようになる前に、無能上司はさっさと切り離しましょう。
自分を含めて社員全員の命と無能上司ひとりの命どちらが大切ですか？
自分への影響
最も重要なことです。
自分の人生を守るためにも、無能上司と関わってしまうとどのような影響がでるのかしっかりと知っておきましょう。
今後人生は１００年時代です。無能な上司のために自分の人生を台無しにしないようにしましょう。
成果が出なくなる
無能上司は失敗を必用に責めてくる場合や、ミスに過剰に反応するため、自分の仕事に集中ができなくなり、成果が出しずらくなります。
車の運転に横からずっと口出しされるとしまいには事故を起こしますね。一緒です。
仕事に嫌悪感を抱く
人間、このような理不尽な状態に耐えることは3ヶ月が限界だと言われています。
人間としての感情を完全に殺したとしても２年が最長とされており、その期間を超えると自殺します。
そのような状態で仕事に幸福感を得ることはまずあり得ません。
『仕事は辛いものだ』という人がいますが辛くしてきたのはその人自身ではないでしょうか。
転職に影響が出る
転職の場合、面接などで必ず『今の会社の人間関係や実績』が聞かれます。
その際に、無能上司に関わったがために人間関係が悪化してしまい、さらには成果が出せない状況では、面接時に応えることができません。
次の転職活動にまで影響が出るのです。本当に１００害あって１利なしですね。
大事な人生が台無しになる
どんなことがあっても１００％無能上司は責任を取ってはくれません。
うつ病になったり、身体障害になったり、
最悪、皆さんが亡くなったとしても無能上司はそれを会社のせいや、他の社員のせいにするでしょう。
何度もいいますが、絶対に無能上司とは関わってはいけません。
『このままではマズイ！』と思ったら退職代行サービスを使うことも選択肢に入れておきましょう！
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対策方法
できることの対策を解説していきます。
今の皆さんの現状にもよりますが、できる限り以下のことを行ってください。
上手に断るようにする
『今、やっている作業があるので、○○時間/週間いただけるとできます(絶対に間に合わない期間)』と言った遠回しな断り方をしてください。
その際に『遅い』や『今やっている作業をさっさと終わらせろ』と言ってくる可能性もありますが、『自分、遅いので申し訳ございません。』と適当に流しましょう。
または、代わりの代替案を出してそちらの方がデメリットが多い状態にしておきましょう。
そもそも過剰業務量は労働違反です。申告してそれでも改善の余地がなければ無視でOKです。
完璧を求めるようなら適当におだてておく
完璧も求める人は、自分は完璧だと思っています。
そのような思考の人は他人に完璧といって欲しいだけですので、適当におだてておきましょう。
このような人はいずれ自分が完璧でないことに気づいて勝手に絶望しながら自滅していきます。
腹が立った時、その場から一旦離れる
どんなに無感情にしていても、身体はダメージを受けています。
時に言い返してしまいそうになったり、殴りかかりそうになることがあります。
そんなときは一旦、その場から離れましょう。
人間の怒りのピークは数分程度と言われており、収まるまでは緊急に避難しましょう。
逆襲したり殴りかかることは簡単ですが、今後の転職に悪影響を及ぼしてしまいます。
怒られているどんな状態でも、『トイレに行ってきます。』で大概は問題ありません。何度も怒りのピークが来る場合は『今日は腹が痛いので』など、人間の生理的な根拠で抜け出しましょう。
移動願いを提出する
こちらもあまり受理されることはありませんがダメもとです。
会社の人事がちゃんとしていれば聞き入れてくれることもありませんが、そのような会社にはそもそも無能上司も少ないです。
転職活動および転職をする
転職は最終手段ですが、『転職活動』は今からでも始めることが可能です。
日本の企業は約４００万社とも言われており、皆さんに合った企業は必ずあります。
無能上司に自分の人生を台無しにされるぐらいなら、さっさと転職した方が良い場合があります。
本サイトが厳選したオススメ転職エージェントをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください！
【まとめ】攻略法
まとめると、
- 距離を置いて関わらない
- 接触したら上手く断る
- 適当におだてておく
- イラついたら一旦離れて冷静に
- 上司変更願いを申請
- 移動願いを申請
- 転職活動を行う
関わってはいけない上司は犯罪者と一緒です。この日本からのもっと犯罪がなくなるように努力したいと思いますね。
以上です。
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