はい。アニーです。
今回はついていきたいと思われる、できるリーダーの特徴について解説していきます。
憧れる人や成功者というのは時代によって違います。
できるリーダーも同じで、1980年代の昭和のリーダーと2020年代の令和のリーダーでは全く違います。
どんな時代でも、その時代に適応して人だけが生き残れるのは昔から共通する要素です。
では、今2020年年代のできるリーダーとはどんな人なのか。
この記事を見るだけでわかります。
そして、時代に合った人になって下さい。
それは皆さんが現代を生き残る方法でもあります。
では、いきましょう。
この記事は職業について10年以上勉強し続け、実際に国家資格を所有している専門家で、コンサルタントである私が解説するものとなっています。
【この記事で分かること】
- 目指すべき現代のリーダー像
- リーダーの役割
- リーダーの仕事
- できるリーダーの特徴
- できるリーダーの見分け方
【結論】第5水準のリーダーを目指すべき
第5水準のリーダーシップとは、アメリカ在住のビジネスコンサルタント【ジェームズ・C・コリンズ三世】が提唱したものです。
優れた企業がさらに偉大な企業になるために必要なポイントをまとめた『ビジョナリー・カンパニー』で詳しく述べられております。
第5水準のリーダーでは2つのことを重視しています。
【個人としての謙虚さ】
【プロフェッショナルとしての屈強な意思の強さ】
この2つを兼ね備えたリーダーこそが企業が成長し続けることができるリーダーだとしています。
謙虚でありながら、上を目指し続けられる不屈の精神を持っている人ができるリーダーの特徴と言えるでしょう。
第5水準のリーダーになるために、まずは『リーダーの役割』と『リーダーの仕事』について知る必要があります。
リーダーの役割とは
リーダーの最も重要な役割は『会社の利益になる行動』です。
特に会社側(使用者側)になるとそれは顕著に言われるでしょう。
会社の人間ですから会社のために全てを捧げるのは当たり前です。
では、どうやって会社の利益を上げれるようになるか。
それは『部下に如何にして動いてもらえるか』が重要になります。
従って、最も重視しなければならないのは部下たちなのです。
部下に対して以下のことを気を付けなければなりません。
【リーダーが気を付ける事】
- 部下に分かりやすい説明をする。
- 部下を𠮟るときは自尊心を傷つけない方法を行う。(あなたらしくないなどポジティブに)
- ミスだけに着目し、頭ごなしに𠮟ることは無意味。(裸の王様と思われる)
特に最近では少し怒られたり、理不尽さを感じたらすぐにやめてしまう時代です。
これは若い人たちの忍耐力がないなどは関係なく、そういう時代なのです。
昔のように何もしなくても毎年給料が増えていく時代ではありませんし、我慢して会社にしがみついても何のメリットもない時代です。
会社側がお金を出さないで、部下が黙っていうことを聞くはずもありません。
リーダーができることは、
『給料を上げる』か『部下に残ってもらえるように思わせる』しかありません。
部下たちがこの会社に居ても良いと思わせるには、日々のコミュニケーションは必須です。
言葉の一言一言に気をつけなければなりません。
例えば部下がミスしても、本人は意外とどうしてそうなったか分かっているものです。
それすら考えずに頭ごなしに𠮟っているリーダーは何も分かっていない裸の王様状態なのです。
【リーダーの役割】
会社の利益になる行動が必要
⇩
部下に如何にして働いてもらうか
⇩
・給料を高くする
・部下のモチベーションを保ち、長く会社に居てもらう
⇩
現在の日本で給料を高くできる会社はほぼ皆無なため、部下に長く居てもらうようにしなければならない。
⇩
【リーダーが気を付けること】を行う。
・部下に分かりやすい説明をする。
・部下を𠮟るときは自尊心を傷つけない方法を行う。
・ミスだけに着目し、頭ごなしに𠮟ることは無意味。
リーダーの仕事とは
それではリーダーの仕事とはどんなことでしょうか。
結果のすべてに責任があるのがリーダーです。
(その分、給料も高いはずです。)
リーダーの仕事には『論理的な思考と行動』、『コミュニケーション能力』、そして『チャレンジ精神』が必要です。
具体的にどのようなことか見ていきましょう。
【リーダーの仕事】
- 【仕事を任す意味をちゃんと伝える】
- 【効率ある仕事を意識する】
- 【決定はすぐでなくても良い】
- 【ミスについて理解する】
- 【余裕を持つ】
- 【チャレンジ精神を持ち、チャレンジ精神を持たせる】
【できるリーダーの特徴1】弱い人を大切にする人
それでは、できるリーダーの特徴について説明していきます。
できるリーダーの特徴の一つ目は『弱い人を大切にする人』です。
会社の利益を実際に生み出しているのは末端にいる部下です。
現場ともいえます。営業や接客など、実際にお客様接している方です。
立場的には弱く上司の指示で動きますが、部下は上司の『人間性』を見ており、上司が部下を見るよりも遥かに部下は上司のことを見ています。
さらに上司を見たときの部下の判断はほとんどの場合正しいです。
できるリーダーは『過去に何度も失敗し』、『挫折した経験がある』からこそ人の痛みが想像でき、部下の失敗に対して理解した行動できるリーダーになるのです。
弱い人を大切にする人になるには日々のコミュニケーションが必要です。
また、『会議などで立場の弱い人から意見を聞く』ことも意見が言いやすく、部下の内心が分かる方法です。
【できるリーダーの特徴2】権力に負けない人
できるリーダーの特徴の二つ目は『権力に負けない人』です。
権力を持つと現場のことが見えなくなってしまいます。
権力の使い方を間違えると非常に危険です。
【悪い例】
- 権力によって全社員のパソコンを効率の悪いパソコンに買い替えてしまい、業績が大幅にダウン。
- 耳障りの良い部下を昇進させたが、部下からの評判は悪く会社がブラック企業化。
- 部下の意見を聞かずに独自で成果主義制度を導入するが、部下がついてこれず会社倒産。
権力がどんな些細なことでも影響を与えてしまう例があります。
大手製造メーカーの部品を扱う下請け会社があります。
大手製造メーカーは早く部品を送ってほしい時がありました。
しかし、予想の完成時期を過ぎていつまで経っても届かず、現場にいきました。
現場に到着して様子をみると、なんと無駄にピカピカに磨いていたのです。
理由はピカピカにしないと受け取ってくれないからだそうです。
結果、大手製造メーカーが持つ権力によって納期は大幅に遅れ、予定していた予算には届くことはなかったのです。
このように権力の扱い方を間違えると自分に火の粉が返ってくるのです。
権力は『情熱』でも『絶望感』でも周りに伝染してしまいます。
大切なのは長期的に見て何とかなると思う楽観的な思考です。
権力の使い方を弱い人を助けるために使うことで会社が成長していくのです。
【良い例】
- 権力を使って業務効率化のシステムを導入する。
- 給料を上げることはできないが、権力で部下から評判の悪いリーダーを降格させる。
- 現場の意見を聞き、ちゃんと調べて、効果的なパソコンに買い替える。
【できるリーダーの特徴3】人間力がある人
できるリーダーの特徴の三つ目は『人間力がある人』です。
良いリーダーとは『どんな事をしてきたか』や『どんな考え方か』など人間として『人間力』がある人が良いリーダーの定義です。
『人間力』のある人間とは、人として『徳を高めていける者』のことです。
そして『徳を高めていける者』とは自分だけや自分の周りだけではなく、『他者や社会に目を向けることができる人』です。
人間はは決して強くはなく、それは当たり前の事です。
見栄を張って強勢を張ってもいずれバレます。
人は強くないことが当たり前なのですから。
重要なことはどこまで『私心を捨てきれるか』。
悪口や自慢話をしないことによって良いリーダーは生れます。
リーダーとは責任ある役割で、凄まじいプレッシャーを受けることもあります。
だけど、そこで人生のすべてを失うわけではありません。
そんな時こそ肩の力を抜ける人ができるリーダーなのです。
できるリーダーのヒントは『小さな約束を守れる人』です。
これはきっと信頼に結びつきます。
【人間力がある人】
『人間力がある人』
⇩
『徳を高めることができる人』
⇩
『他者や社会に目を向けることができる人』
⇩
『どれだけ私心を捨てきれるか』
【マトリクス】できるリーダーの見分け方
最後にできるリーダーの見分け方について説明します。
これは『人事マトリクス』による見分け方でわかります。
これは『仕事のでき』と『性格』をマトリクス図にしたもので、このことから重要なことは『人間性』だと言うことがわかります。
スキル(仕事のでき)は何時でも身につけることができ、いずれ限界が来てしまうのです。
【人事マトリクスによる見分け方】
仕事ができ・性格が悪い人は、実績を盾に性格を直そうとせず、もし昇格し続けると部下に同じような人が増え、やがて組織は崩壊します。
仕事はできないが・性格の良い人は膨大な仕事の種類の中でいずれ適正な仕事が見つかります。
また、仕事とは時間をかければどんな人でもある程度できるようになるのです。
【まとめ】攻略法
まとめると、
- 第五水準のリーダーを目指す
- 弱い人を大切にする
- 権力にまけない人になる
- 人間力を高める人を目指す
- 最後は性格こそができるリーダーの特徴
過去のリーダー像と今のリーダー像は全く違います!
リーダーのあり方もアップデートしていく必要があるのです!
以上です。
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