この記事は職業について10年以上勉強し続け、実際に国家資格を所有している専門家で、コンサルタントである私が解説するものとなっています。
はい。アニーです
今回は、転職(入社)してから1ヶ月目に知っておいて欲しいことについて解説します。
新入社員でも中途採用でも入社して1ヶ月目は職場環境に慣れる期間ですので、苦しいと思います。
特に転職などで入社した中途採用組は前職からのスキルや経歴を求められることが多く、ぞんざいに扱われることが日本の企業ではよくある光景です。
それは上司や先輩が忙しく、自分のことで精一杯で相手にできない状態だったり、
前職のスキルがあるために期待をしてわざと自分で行動させるようにしているなどと言った事があります。
まぁ、後者の確率は１０％も無いと言われていますので皆さんキャパオーバーなのでしょう。
これらの対応に関しては基本的に気にしなくて問題ないです。
なぜなら、あなたがミスしようが上手くいこうが全く関係がないからです。
ミスをすれば機械的に怒り。
上手くやれば褒めることなく、当たり前に業務が進んでいくだけです。
要するにあなたのことなど興味関心がないのです。
それが会社というところです。
あなたがすべきことは業務をすること、あなたの事を気にかけてくれる人を大切にすることです。
そうは言ってもなかなか考え方を変えることはできないでしょう。
では具体的にどのようなことに気を付ければ良いかを解説していきます。
では、いきましょう。
【この記事で分かること】
- 転職後の1ヶ月目に注意しておくべきこと
人間は忘れるし、ミスは絶対することを知っておく
完璧な人間などこの世にはいません。
ましてや入社して数ヶ月でミスなく仕事をこなせる人などいません。
エビングハウスの忘却曲線をご存知でしょうか。
エビングハウスの忘却曲線は復習をしなければ人間の記憶は一日でほぼすべて忘れてしまうというものです。
これは学問だけでなく仕事においても知っておくべきことです。
自分が仕事を覚えることにも役に立ちます。
また上司や先輩も知っておくべき大切なことです。
『メモ』はそのために必須であることがわかりますね。
エビングハウスの忘却曲線
記憶の中でも、中期記憶と長期記憶の忘却率を表します。
- 20分後には40％忘れる
- 1時間後には約55％忘れる
- 1日後には約75％忘れる
- 7日後には約78％忘れる
- 31日後には約80％忘れる
絶対に関わってはいけない人を知っておく
絶対に関わっていけない人はどの職場でも必ず一人はいます。
特にキレる人には絶対に関わってはいけません。
それはヤクザに喧嘩を売るようなものです。
関わってはいけない人とは、自分から見て関わっていけない人です。
他の人はなんともなくても、あなたが壊れてしまっても誰も気にしません。
仕事上、必ず関わらないといけなくても極力距離をおきましょう。
距離にも『心理的距離』と『物理的距離』があります
理不尽なことから身を守る方法を知っておく
理不尽なことは必ず起こります。
それは早いか、遅いか、日常的に起こるのか、たまに起こるのか。
なんにせよ、理不尽な出来事、怒られ方をされた時の対処法は今のうちに身につけておくべきです。
真っ向から受け止めるのではなく『スルー』する力を磨いておきましょう。
できる人を知っておく
仕事ができる人を知っておきましょう。
出来れば味方につけておくと立ち回りやすいです。
注意するべきは『比べてたりしない』ことです。
仕事ができる人間というのはほとんが環境と言われています。
仕事のできる人のを参考にして、比べないようにしましょう。
仕事ができる人でも違う業種、業界にいけば同じようにな活躍はできません。たまたまなのです。
1ヶ月目で辞めるか迷ったら退職はしない事を知っておく
まれに1ヶ月～３ヶ月ほどで転職を決める人がいます。
短期での離職はデメリットが多く、おすすめはできません。
また、感情による退職や転職も良くない結果を招くことが多く、迷った場合は『退職しない』ようにしましょう。
退職は計画的に行うべきなのです。
転職がしたいと思っても、何年何月何日に退職する。など具体的な道のりを考えておきましょう。
会社の利益元を知っておく
入社したばかりの会社の場合、どのようなことでその会社は利益を得ているのかわからないことがあります。
メイン業務を知っておくことで上手く立ち回りやすくなります。
例えば、失敗をしてもよい業務とそうでない業務が分かっているだけで、かなり余裕が生まれます。
就業規則を知っておく
あまり気にしない人が多いかもしれませんが、『就業規則』は一読しておくことをオススメします。
就業規則には『労働者』のことについて記載されています。
あなたが労働者として所属しているのならば、どのようなことが規則としてあるのか知っておくべきです。
ちなみに就業規則は法律でいつでも閲覧可能な状態にしておかなければなりません。
就業規則が見れない会社は危険な会社ですので注意してください。
労働者と役員が違うものです。役員に就業規則は適応されませんが、まれに肩書だけが役員の場合もあります。
試されたら逆に試すことを知っておく
上司や先輩は試してくる人が多いです。
仕事内容については立場が上かもしれませんが、人間として上下関係はありません。
もちろん差別的なことは許されません。法的にもアウトです。
毅然とした処置ができるように、証拠を記録できる状態にし、
弁護士や労働基準監督署にいるでも問い合わせることができる状態にしておくこともオススメします。
違法なパワハラ・セクハラが非常に多いです。人間的に偉くなったと勘違いする傲慢な人が後を絶ちません。
出勤・休憩・退勤の時間と場所を知っておく
出勤・休憩・退勤はしっかりと把握しておきましょう。
入社時に交わす『個人契約書』や募集内容の『業務内容』と相違がないかもチェックしておきましょう。
休憩時間は一斉休憩なのか、昼の何時なのかも把握しておきましょう。
公的機関の休憩時間と被ってしまう場合は、昼間に連絡が取れない場合がありますので注意が必要です。
仕事の質について知っておく
その会社は速さを重視しているのか、質を重視しているのかを知っておきましょう。
基本的にはどんな仕事でも速さは要求されやすいです。
会社は速さも質も両方を求めてくるでしょう。
しかし、人間には限界があるため必ずどちらかに傾くと思います。
その時にその会社が重視していることはどちらかなのかを知っておくといざという時、役立ちます。
大体の業務は速さですが、お金などを扱う仕事は質を重視する傾向が強いとされています。
目標はなにかを知っておく
自分が将来やりたい目標は明確にしておきましょう。
出世をしたいのか、独立をしたいのか。
仕事に迷ったときは将来やりたいことを思い返してみて、そのためにする行動をするべきです。
目標の考え方については以下の記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
【まとめ】攻略法
まとめると、
- 人間は忘れるし、ミスは絶対することを知っておく
- 絶対に関わってはいけない人を知っておく
- 理不尽なことから身を守る方法を知っておく
- できる人を知っておく
- 1ヶ月目で辞めるか迷ったら退職はしない事を知っておく
- 会社の利益元を知っておく
- 就業規則を知っておく
- 試されたら逆に試すことを知っておく
- 出勤・休憩・退勤の時間と場所を知っておく
- 仕事の質について知っておく
- 目標はなにかを知っておく
1ヶ月目にこれだけのことが分かるだけでかなり上手に立ち回れることができます。
以上です。
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