はい。アニーです。
今回はこの世から理不尽なことをなくす方法について解説していきます。
理不尽なことで悩んでいる人はいませんでしょうか?
上司からの理不尽な業務。
先輩からの理不尽な命令。
会社からの理不尽な要求。
なぜこのような理不尽さがまかり通っているのかを説明し、根本的な解決策を説明します。
今回の記事を読むことで理不尽なことがない職場がどのような所か分かるようになります。
ぜひ、就職活動や転職活動の考え方として役立ていただければと思います。
それでは、いきましょう。
この記事は医療系国家資格を取得したがブラック企業を3年で4社経験。
働き方について10年間勉強し、コンサルティング会社に転職後、これまでに100社以上の医院や企業の経営に携わった医療専門コンサルタントである私が解説するものとなっています。
【この記事で分かること】
- 理不尽な会社の原因
- なぜ、理不尽なことが普通にまかり通っているのか
- 理不尽なことがない職場とは
【結論】終身雇用を崩壊させる
結論からいうと『終身雇用をなくすこと』が理不尽な会社をなくす方法です。
この日本の終身雇用制度は昭和の時代では良いとされていました。
しかし、それは単に長い歴史の中で超短期間だけあったバブル時代の負の遺産です。
ほんの少し、経済成長していた時に作ってしまった終身雇用制度が原因でいまの会社の非効率な働き方が残っているのです。
終身雇用制度が残っている理由
いまの日本企業で理不尽な上司に当たる確率は約43%でおよそ1/2の確率で理不尽な上司に当たってしまいます。
さらに上司などは労働者から変更希望を出すことはほとんど出来ないため、完全に運です。
では、なぜこのような理不尽な上司が多いかというと、『労働者が簡単には辞めないことが分かっているからです』。
日本人が重要視している点はこの3つです。
【重要】【日本人が働くときに重視している3つのこと】
- カネ (退職金や年功序列による年齢での賃金アップ)
- 人間関係 (長い間一緒にいることで仲良くなった人間関係)
- 休暇 (長く続けているほど増加していく)
この3つのことが終身雇用に繋がっています。
つまり、この3つを目的としている日本人が多いため、会社に長くいる(しがみつく)のです。
日本人が働くときに重視している3つはどれも長い間勤めていることで手に入るものですね。
理不尽なことができるのは部下が辞めないことが分かっているから
さて、いまの日本人の求めている働き方をしているとどう考えても辞めづらいですね。
理不尽な社会は皆さんのその弱みにつけこんでいるのです。
上司といえど人間です。
上司自身が『日本人が働くときに重視している3つのこと』を手に入れたいがため、邪魔な人や新入社員のような立場の弱い人を犠牲にしているのです。
上司のそのまた上司から理不尽な要求があり、『ムカついた』などそのような理由で新入社員に対しての理不尽が生まれているのです。
上司や先輩などが怒る理由は9割は『自分の気分が悪い』といった感情的なことです。決して自分を想って𠮟っているなどと勘違いしないように!
対処法
結論でもお伝えした通り、根本的な対処法は『終身雇用をなくすこと』です。
幸いにも今の日本は終身雇用は崩壊しつつあります。
大して仕事もせずに長く続けるだけで給与が増え続けていた今までの世代は、スキルもなくどんどん貧しくなっていくでしょう。
逆に、これからも学び続ける人は良い時代に突入していきます。
組織に頼るのではなく個人で稼げるように学ぶ人が豊かになっていきます。
特に必要なスキルは以下の通りです。
【重要】【これからの時代に必要なスキル】
- どこでも使えるスキルを身につけておく
- 専門性のあるスキルを身に付ける
- 自分の得意なこと、好きなこと、大事なことを知っておく
- いつでも転職できるようにしておく
- 世の中について常に勉強しておく
必要なスキルについては以下の記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
アメリカの働き方への移行
日本はどんどんアメリカの働き方へ変わっています。
もともと今の、『終身雇用』『年功序列』『企業別組合』は戦後の日本がアメリカに憧れて作った制度です。
その後、日本の経済成長によって成長が停滞したアメリカは働き方を変えて、『個人で働ける』働き方に変化しました。
まさに今、戦後にアメリカのマネをして成長した日本と全く同じ状態です。
今のアメリカ(世界一の経済成長国)から学び、次の時代に変化をしなければ日本はどんどん停滞していきます。
では、今のアメリカはどんな働き方をしているのかを見ていきましょう。
以下のことを参考にすれば将来どんな日本になるのかが分かります。
【重要】【アメリカの働き方】
- 米国人は生涯で平均12回転職する。 (日本はなんと0.89回)
- 米国人の1つの会社の滞在年数は平均4年 (日本は平均12年)
- 米国人は衰退業界➡上昇業界へすぐに移行する (これがアメリカが常に成長する理由)
- 米国人の仕事で重視していることはキャリアアップやスキルアップ
- また、仕事とプライベートのバランスも求める傾向が強い
今、国はこれらの方へ進もうとしています。日本の将来が少し見えるのではないでしょうか。
個人で働けるようになるための方法について、下記の記事でも詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてみてください!▼
【まとめ】
まとめると、
- 日本人はいまだにカネ、人間関係、有給休暇を重視している
- 理不尽なことは会社にしがみついている限り起きる
- 将来に備えるスキルを今から身につけておく
- 日本はどんどんアメリカの働き方に移行している
理不尽をなくすことは結果的に日本の成長につながります。日々の勉強を忘れずに!
以上です。
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