この記事は職業について10年以上勉強し続け、実際に国家資格を所有している専門家で、コンサルタントである私が解説するものとなっています。
はい。アニーです
今回は偉そうなにしている人が仕事ができない絶対的な理由を紹介します。
自分の職場にひとりはいませんか?偉そうにしている人。
言葉遣いが偉そうだったり、態度が偉そうだったりといろいろ居ますね。
そんなひとは、ハッキリ言って仕事ができません。
『そんなこと言っても、数字出してるし、役職もあるし偉そうにしてても何も言われないでしょ?』
と、思う人もいるかと思います。
それでも、偉そうにしている人は仕事ができないと断言できます。
短期間で見るともしかしたら結果さえ出していれば、社内ふんぞり返っていても何も言われないかもしれません。
しかし、長期間で見ると会社に膨大な損失をだしていることが分かるのです。
対処法もご紹介しますので、入社したばかりの人はすぐに偉そうな人のことばを信じずに、これから紹介する方法を参考にうまく社内で立ち回ってください。
では、いきましょう。
【この記事で分かること】
- 偉そうな人の社会損失
- 偉そうな人の心理
- 偉そうな人の対処法
【結論】会社は多人数で動かしているため
『偉そうな人がひとり居るが、会社の売り上げが上がっている会社』と、
『偉そうな人はいないが、会社の売り上げは横ばいの会社』だと、
将来、圧倒的に生き残りやすい会社は後者の『偉そうな人はいないが、会社の売り上げは横ばいの会社』です。
偉そうな人、ひとりいるだけで『腐ったミカン』のようにそれは感染し、やがて会社をつぶすキッカケになってしまうからです。
偉そうな人はいるだけでで組織の指揮が下がってしまう研究もあります。
科学的に証明されている偉そうな人が不要な理由①
偉そうにしている人はなぜ偉そうにしているのかは『ダニング=クルーガー効果』で説明できます。
【ダニング=クルーガー効果】
能力の低い人は自分の能力を過大評価するについての仮説である。
能力の足りない人々による誤評価は、自身についての誤り(自身を過大評価する)から生じている。
つまり、職場でいうと偉そうにしている人は仕事全体を100%とした時、まだ5%も分かっていないと言えます。
特に高学歴で入社してきた新入社員に多く見られます。
科学的に証明されている偉そうな人が不要な理由②
では、次は経歴が長い上司、課長、部長が偉そうにしているパターンです。
こちらはかなり厄介で、会社を潰してしまうほどに問題です。
これは、『Think CIVILITY(シンク・シビリティ) 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』(クリスティーン・ポラス著)で説明することができます。
職能の異なる様々な人が集まった製品開発チームを対象に実施された調査では、リーダーがチームのメンバーに丁重な態度で公平に接すると、メンバーが個人としても、チーム全体としても高い業績を上げることがわかった。
その場合、チームのメンバーは自分に最低限求められるよりも上の仕事をする。これはすべてリーダーの態度から始まったことだ。リーダーが礼節ある人なら、チームの業績、創造性は高まる。
敬意ある態度を取る人と、そうでない人を比較したある調査では、前者と情報を積極的に共有したい人は、後者に比べ59%多いという結果が得られた。また、前者から助言をもらいたい人は後者に比べ72%、前者から積極的に情報を得ようと考える人は後者に比べ57%多いという結果になった。
科学的に証明されている偉そうな人が不要な理由③
3つ目は心理状態における科学的根拠です。
偉そうにしている人は『不安状態』であることが証明されております。
これは脳の扁桃体が異常に反応している状態で、脳疲労の状態と言えるでしょう。
脳疲労に陥った原因としては、他者からの罵倒や誹謗中傷、大量の仕事量など脳がパニックを起こし、扁桃体が活発化し、攻撃的=偉そうになっています。
そのような状態を繰り返しても周りからは見はなされていくだけです。
長期間、そんな状態だと人間は次第に疲弊していき最終的に『うつ』へとなってしまい最悪、自殺といったケースが最近の日本では増えてきています。
偉そうにするのは、他人にも自分にも会社にも害悪なのがわかりますね。
偉そうな人が仕事ができない理由
さて、社会人としての目的とは何でしょうか?
それは会社の利益を上げることです。
『アメリカ心理学会(APA)の試算によれば、職場のストレスによってアメリカ経済にかかるコストは5000億ドル』とも言われています。
また、転職理由のTOP3にかならず入っている『人間関係が合わない』も職場のストレスであることが多いでしょう。
人がすぐに辞めていってしまうことは、会社にとってかなり負担なはずです。
なのに、まだ日本のほとんどの会社は『偉そうにしている人が多い』です。
どれだけ、個人が優秀な成績を上げていても、会社とは組織で運営し、組織のために利益を生み出す集団です。
その組織の調和をみだす偉そうな人は、やはり仕事ができないといっていいでしょう。
個人でできるのなら、会社から出ていってひとりで事業をした方が、お互いにwinwinだと思うのですがどうでしょう。
偉そうなひとの対処法
毎日顔を合わせる会社だったり、直属の上司だったりすると完全に離れることはできません。
そのような場合でもできる対処法をご紹介いたします。
【まとめ】攻略法
まとめると、
- 偉そうな人はまだ物事の5%も分かっていない(ダニング=クルーガー効果)
- 偉そうな人は職場で悪影響を及ぼす(シンク・シビリティ)
- 偉そうな人は不安状態
- 偉そうな人がいるだけで会社に膨大な損失を与える
- 最もよい対処法は関わらない
- 2つ目は労働基準監督署に相談
- 3つ目は転職活動だけでも視野に入れておく
- ヤバそうなら退職代行で即逃げる
偉そうな人はかならずどこにでもいます。その付き合い方は『付き合わないこと』
以上です。
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