この記事は職業について10年以上勉強し続け、実際に国家資格を所有している専門家で、コンサルタントである私が解説するものとなっています。
はい。アニーです。
今回は、入社前に職場見学をした際に見るべき注意点をご紹介します。
数々のブラック企業を見てきており、入社後にブラック企業と分かったことが数知れない私だからこそ紹介できるものとなっております。
今回の項目に当てはまる数が多いと、その職場がブラック企業かそれに近い可能性があります。
必ず、入社前の職場見学は行ってください。
職場見学の時点では自分はお客様です。
お客様にどのような態度をとるのかよく見てください。
自分の人生を左右する就職ですから厳しく判断しましょう。
また、職場見学の希望は入社意識が高いと評価されますので、メリットしかないです。
一石二鳥ですので、今回の項目をメモやプリントアウトにて持参し、ブラック企業かどうかを判断するようにしましょう。
では、いきましょう。
【この記事で分かること】
- 入社前の見学においてブラック企業かどうかの判別がつく
オススメの業界についても紹介していますのでぜひ、読んでみてください!
- 1.応募頻度について聞いておく
- 2.上司について聞いておく
- 3.働いている社員の目や表情の確認
- 4.社長の考え方
- 5.立地とアクセスの確認
- 6.トイレの綺麗さ
- 7.予定している自分のデスクの確認(持ち場)
- 8.年上や勤続年数最長の人の確認
- 9.社会の流行の確認(コロナ対策など)
- 10.副業が可能かどうか
- 11.憧れの仕事環境、尊敬できる人物の有無
- 12.売り上げの上がり方
- 13.タイムカードの確認
- 14.消灯時間
- 15.求めている人材を聞き出す
- 16.お昼時間に会社のロビーで様子をみる
- 17.近所の居酒屋に行ってみる
- 18.募集内容と企業理念の確認
- 【その他】会社は必ずいいところしか見せない、言わない、匂わせない
- 【まとめ】攻略法
1.応募頻度について聞いておく
年間の応募数について聞いておいてもいいかもしれません。
こちらは転職サイトなどでも確認できるため、わざわざ聞かなくても大丈夫ですが、
素知らぬふりして聞いてみると転職サイトにはない実際の頻度が分かります。
年間応募数が多いと、人がすぐに辞めてしまうのか、人手が足りないぐらい売り上げが上がっているかは分かりませんが、
かなり人が欲しい状態です。
2.上司について聞いておく
上司については細かく聞くことをオススメします。
マンツーマン指導となる『OJT』になるとかなり重要です。
上司となる人物が決まっていない場合は、候補となる人物を聞いてください。
上司となる人物が決まっている場合は、実際に会って仕事の取り組み方について聞いてください。
・上司の性格の重要性
上司の仕事への取り組み方は重要です。
毎日顔を合わせ、コミュニケーションをとらなければならない上司については細かく調べておきましょう。
得に以下の点については確認しておくことをオススメします。
3.働いている社員の目や表情の確認
本来であれば、従業員一人一人に話を聞くことが良いですが現実的に無理があります。
最低でも自分のデスクの周りまたは、作業場の周りの人達の目と表情を確認しましょう。
できれば、配属部署全員を見ることが理想です。
目は虚ろではないか。
表情に笑顔が失われてないか。
職場見学というほとんどないイベントでもその程度のことができない場所は危険です。
注意しましょう。
4.社長の考え方
社長の思想は基本的にHPやパンフレットなどで記載があります。
社長自身はしっかりしている方が多く、あまり気にしなくても問題ないと思います。
しかし、HPやパンフレットなどの公表している事と違う事をいう場合があります。
その場合も注意が必要です。
5.立地とアクセスの確認
こちらは基本的に調べることで分かります。
会社までのアクセスでは、たまに自分には知らないルートを教えてもらえることがあります。
確認程度で大丈夫でしょう。
6.トイレの綺麗さ
意外に重要です。
数々のブラック企業を見てきましたが、トイレが綺麗なブラック企業は見たことがありません。
トイレが綺麗=ホワイト企業ではありませんが、
トイレが汚い=ブラック企業の確率は非常に高いです。
理由は単純でトイレ掃除にまで使う時間がないことが挙げられます。
デスク周りの掃除は最低限必要ですが、トイレ掃除は後回しになりがちです。
それほどまでに時間が足りないことを表しています。
7.予定している自分のデスクの確認(持ち場)
空調や日差しなどの確認です。
長時間いる場合、エアコンの風が直接当たったり、日差しが当たることがありますと、体調を崩してしまいます。
座れない場合でも、以下のことは調べておくと良いでしょう。
8.年上や勤続年数最長の人の確認
長く務める場合、自分が将来的に同じような仕事内容になると思われます。
会社は組織で運営しています。
日本の会社では実力による昇進でガラリと待遇が変わることはほとんどありません。
年功序列はいまだに続いている文化です。
年配の人が将来の自分になる可能性は高いといえます。
9.社会の流行の確認(コロナ対策など)
ブラック企業でよくあるのが『独自制度』です。
最低限の就業規則に加えて、さまざまな独自制度を決めていることがよくあります。
- 意味のない個人による早朝の挨拶
- 新入社員のうちは休日出勤は当たり前制度
- 独自のソフトウェアを使った社外では通用しないシステム
特にコロナが一般的となった現在において、社会全体とは違う独自制度を行っている会社は危険です。
極端な例では、コロナを蔓延させるような独自制度をしているかもしれません。
10.副業が可能かどうか
こちらは、人によって違います。
副業はおすすめしていますが、副業を行うか否かよりも、今の時代に副業の禁止している会社は時代に取り残されている可能性があります。
副業が必要な理由について解説してみました!ぜひ、こちらの記事を読んでみてください!
11.憧れの仕事環境、尊敬できる人物の有無
モチベーションは仕事をする上で重要です。
憧れていた仕事内容か。
尊敬していた人物がいる職場か。
今一度、職場見学でしっかりと確認しましょう。
12.売り上げの上がり方
職場見学では社長や重役と話すことがあると思います。
現在の売り上げについて聞いておいても良いと思います。
基本的にどのような会社も売り上げは順調だとおっしゃるはずです。
一番聞いておきたいことはどの分野の売り上げが好調なのかどうかです。
例えば、コーヒーショップなのに売り上げの好調なのは一緒に付属しているお菓子などといった、主力とは違うものだとすると将来はコーヒーショップで無くなる可能性があります。
売り上げについては『決算書』を見ることが確実です!売り上げについて徹底解説しましたので、興味がある方はぜひ、読んでみてください!
13.タイムカードの確認
タイムカードの確認はできれば見ておきたい項目です。
募集内容にある終業時間と一致しているかどうかが分かります。
公的機関に提出しなければならないものですので、必ずあります。
しかし最近では、紙でのタイムカードでは無くなってきており確認が難しい場合があります。
14.消灯時間
『本当の残業時間』とも呼ばれる、確実性の高い方法です。
かなり根気が必要となる項目ですが、お調べする際は月曜日~木曜日の平日で、特に週明けの月曜日の消灯時間を見ることをオススメします。
また、休日出勤もお調べする際は休日の初日である土曜日をオススメします。
調べるのに苦労を要しますが、終業時間は確実に分かります。
『本当の残業時間』についてはこちらの記事でも紹介しています!ぜひ、参考にしてみてください!
15.求めている人材を聞き出す
会社の人(特に重役など)に以下の質問をしてみましょう。
返ってくる答えによって会社とのミスマッチを無くすことができます。
16.お昼時間に会社のロビーで様子をみる
11:30~13:00頃に会社のロビーで様子を見てください。
その会社の風土が分かります。
下記の例は、極端に別れたものになります。
毎日がどんな日常か分かりやすいですね。
17.近所の居酒屋に行ってみる
今はコロナで行きにくいですが、基本的に会社の近所にある居酒屋はよい情報収集ができます。
良いことを話しているのか。
悪口を言っているのか。
仕事の話をしているのか。
社員が常日頃から思っていることが聞けるかもしれません。
18.募集内容と企業理念の確認
最後に募集内容と企業理念を確認しましょう。
悪意のあるブラック企業では、募集内容と全く違う業務内容であることがあります。
入社時に交わす個人契約書もしっかりと拝見し、少しでも疑問となる点があれば入社前に聞いておきましょう。
募集内容や個人契約書に書いてあることが短文であれば、会社側の解釈は何とでも言えるので注意が必要です。
また、企業理念は会社の方向性を示す羅針盤です。
自分の行きたい方向と違う方向に向かっている会社に入社してしまわぬ様に注意しましょう。
入社した後に全く違う仕事内容だったということが無いように今のうちに確認しておきましょう。
【その他】会社は必ずいいところしか見せない、言わない、匂わせない
働いてもらうために会社は必ずいいことしか提示してこないと思ってください。
そして、完全にブラック企業かどうかの判断は入社してみないと分からないことも事実です。
ブラック企業は自社がブラック企業だということが分かっています。
必ず、悪い部分や入社してくれなさそうな部分は全力で隠してきます。
そのことは覚えておいて、職場見学に行くようにしてください。
【まとめ】攻略法
まとめると、
1.応募頻度について聞いておく
2.上司について聞いておく
3.働いている社員の目や表情の確認
4.社長の考え方
5.立地とアクセスの確認
6.トイレの綺麗さ
7.予定している自分のデスクの確認
8.年上や勤続年数最長の人の確認
9.社会の流行の確認
10.副業が可能かどうか
11.憧れの仕事環境、尊敬できる人物の有無
12.売り上げの上がり方
13.タイムカードの確認
14.消灯時間
15.求めている人材を聞く
16.お昼時間のロビーで様子をみる
17.近所の居酒屋に行ってみる
18.募集内容の確認
こちらにあることをメモやプリントアウトをして職場見学を行ってください。
以上です。
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