この記事は職業について10年以上勉強し続け、実際に国家資格を所有している専門家で、コンサルタントである私が解説するものとなっています。
はい。アニーです。
今回はホワイト企業(優良企業)の見分け方について解説していきます。
今回のポイントを知っておけば、ホワイト企業が分かるだけでなく、
将来伸びる会社もわかり、投資先の判別方法にもなります。
実際にその会社の現在の状態がわかり、優良企業に就職できる可能性が確実に上がります。
さらに、簿記の知識でもあるため、会社内でも有利になるでしょう。
では、いきましょう。
専門用語が出てきて、すこしわかりずらい所もあるかもしれませんがカンタンに説明しますので、安心してくださいね。
【この記事で分かること】
- ホワイト企業がわかる(優良企業)
- 将来に伸びる会社がわかる(株式投資に最適)
- 簿記の最低限のことがわかる
【結論】会社四季報のB/SとP/Lを見よう!
オススメは書店ですぐに購入できる『会社四季報』で着目している『会社と業界』の『貸借対照表』と『損益計算書』を見ること。
『債務超過』などの危険事項がないことを確認して、『自己資本比率』50%以上の会社を探そう。
最後に『売上がアップ』していれば利益が横ばいでも問題なしです。
とは言っても何のことか分からないと思いますので、しっかりと解説していきます!
見るべき読み物
まず、企業データを網羅的みれるものについて説明します。
基本的には以下の3つを知っていれば大丈夫です。
ポイントは一つの会社だけでなく、『業界』を見ることでその業界全体のランクが分かります。
決算短信 (けっさんたんしん) | ・会社が発表するもの。 ・4月に発表されるので早く詳細がわかる。 ・ネットで見れる。 |
有価証券報告書 (ゆうかしょうけんほうこくしょ) | ・決算があってから3ヶ月ほどで会社から発表される。 ・決算短信より遅いが、その分詳しい内容がわかる。 |
会社四季報 (かいしゃしきほう) | ・民間企業が作成したもの。 ・決算短信をもとに作られている。 ・色々な会社を網羅的に見ることができる。 ・3月、6月、9月、12月の年4回発売される。 ・会社四季報オンラインでは概要版なら無料で見れる。 |
上に載っているのは上場企業ばかりですが、非上場企業も『会社名+決算』と検索すれば出てくることもあるのでぜひ調べてみて下さいね!
見るべきところ
次はその読み物の見るべき所です。
細かく書かれているため、見にくいかもしれませんが、次の用語と意味だけ知っていれば大丈夫です。
これらの用語は簿記の基本的知識でもありますので知っておいて損はないですね。
貸借対照表 (B/S) (たいしゃくたいしょうひょう) | ・バランスシート(B/S) ・現在の会社のお財布の状況。 ・借金はあるか? ・貯金はしてるか? ・左はお金の使い方表 ・右はお金の調達の方法 ・右側の負債に流動負債がある場合、1年以内に返すべき借金がある。 |
損益計算書 (P/L) (そんえきけいさんしょ) | ・プロフィット・アンド・ロス・ステートメント(P/L) ・現在の会社の儲かり具合。 ・右側はその会社の業務の利益が記載。 ・左側は人件費や光熱費や家賃などが記載。 |
キャシュフロー計算書 (C/F) | ・キャシュフロー(C/F) ・貸借対照表と損益計算書をもっと細かくしたもの。 ・ここまで見なくても大丈夫。 |
ちょっと難しいかもしれませんが、人でいえば、貯金いくら持ってる?(貸借対照表)、年収はどのくらい?(損益計算書)を表にしてあるということです。
知っておくべき用語
次に用語の説明をします。
重要な用語だけをピックアップしておりますので、該当するところを見るだけでOK!
自己資本比率 (じこしほんひりつ)
貯金がどのくらいあるのか分かり、自己資本比率が50%以上なら安心と言える。
(借金を含め、全体的の半分以上は自分のお金=借金はいつでも返せる状態)
有利子負債 (ゆうりしふさい)
1年以内に返さなければならない負債のこと。
キャシュフロー (きゃっしゅふろー)
キャシュフロー(CF)とは、お金の流れのこと。
以下の3つを見れば十分、その会社のお金の流れが分かるでしょう。
営業キャシュフロー
- 会社が行っているメイン業務の儲かり度
- 必ずプラスでないと危ない
投資キャシュフロー
- 業務をするにあたり、必要なPCなど仕事道具に投資するお金
財務キャシュフロー
- 借金を返済したお金
- こちらは必ずマイナスになる(返したお金)
利益余剰金 (りえきよじょうきん)
会社が経営を開始してから現在までの純利益。
プラスでないと、その会社は潰れる手前だと分かる。(最低30%は必要)
【注意】避けるべき会社
ここからは、記載されているだけで倒産寸前の危ないキーワードをご紹介します。
『継続企業の前提』とは企業が継続して事業を行うことを前提に、ということ。
会社のランクがわかる方法
最後に会社のランクが分かる方法です。
これは『売上』と『利益』から分かります。
前年比などを見て、『売上』と『利益』がアップしているのか横ばいかで判断します。
良い会社を見つけても安心してはいけません。この状態を3年以上継続していれば良し。10年以上だと安心して良いのではないでしょうか。
【まとめ】攻略法
まとめると、
- 見るべき読み物、見るべきところを把握しよう!
- 知っておくべき用語は最低限知っておけば問題なし!
- 避けるべき会社に注意しよう!
- 会社のランクは『売上』と『利益』と『継続』!
このような決算書などが分かれば社会で生きていきやすくなりますが、少し難しいです。
本サイトでは『日商簿記3級』の取得をオススメしていますが、下記の記事でも紹介していますのでよかったらぜひ、参考にしてみてください!
以上です。
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