はい。アニーです。
今日は会社から見た社員について説明していきます。
これを見ている皆さんはきっと社員という立場だと思います。
社長や事業主の方が見ていましたらご意見を聞いてみたい所ですね。
では、会社(社長)は一体どういった目線や考えで社員のことを見ているのか。
これを知っていると知っていないとでは、社員という立場でどうやって立ち回っていけばよいかが分かりますね。
面接対策にもなるのでメリットしかありませんね。
それでは、いきましょう。
この記事は職業について10年以上勉強し続け、実際に国家資格を所有している専門家で、コンサルタントである私が解説するものとなっています。
【この記事で分かること】
- 社員は駒なのか
- 会社は単にお金を稼ぐ場所
- 人間にとって働くとは
【結論】社員=将棋の駒
会社員とは将棋でいうと駒です。
社長は人間のプレイヤーですね。
王や金、銀は役員といったところでしょうか。
ここで伝えたいことは、社員は『歩』で大量にいる使い捨てるものだと思って下さい。
社会保険や健康保険、年金などで守られていると考える人もいますが、あれは国の制度です。
安定して給料が貰えると考える人もいますが、あれは法によって保たれているだけです。
地域別最低賃金などがいい例ね
このことはまず頭に入れておいてください。
・会社員は将棋の駒
・基本的に会社は社員を使い倒すことができる。
・国や法によってなんとか守られている状態。
株式会社とは利益集団
会社の本来の目的は『お金を稼ぐため』です。
当たり前のことですが、会社で人間関係や地位の向上などを目的としている人がたくさんいますね。
それらが悪いと言っているわけではないのですが、
本来の会社のあるべき姿を認識していないと下のようなことで精神を病んでしまいます。
会社とは営利団体。
このことはしっかり認識しおかないといけませんね。
他にも非営利団体というものあるよ
・会社とはお金を稼ぐための場所。営利団体。
一人で働いていると思っている社長
ここで、一つ例があります。
皆さんも事業主や社長の話を聞く機会があればよく聞いておいてください。
とある年末、儲かっている会社にいきました。
そこでは極力休みを減らして働いていましたが、社長に話を聞くとどうやら間もない間に近所に競合会社ができるそう。
そこはサービス業なので、近くに競合会社ができることは売上が向こうに流れてしまうのではないかと懸念しています。
その年は年中無休で働くことにしたそうです。
その会社は社長の他に従業員が3人。
売上のことを何気なく聞くと
「競合会社ができるので今年は1人で頑張りますよー」
「1人だとキツイんですけどなんとか頑張りますよー」
後から聞くと年中無休で働くのは他の従業員3人も一緒です。
これは分かりやすい例ですね。
他の社員もいる中、年中無休で働くのは社長1人だと考えていることが分かります。
これはその社員は皆、働かなければ次の新しい人を雇えばいいと考えているのではと、疑ってしまいますね。
もしかしたら、召使いや家政婦と思っているかもしれません。
このような発言は面接や説明会などでもふとした時に聞くことがあります。
もっと深く聞いてみてその会社では社員のことをどう思っているかを探ってみるべきですね。
但し、あまり深堀すると猫を被って話をそらされるので注意深く。
・社長や事業主に話をさせよう
・社長や事業主の言葉を隅々まで聞こう
ハンナアーレント『働くことへの幸福とは』
まず、自分はどの様な場所へ向かおうとしているのか、しっかり分かったうえで、会社という働き方をしてください。
ハンナアーレント『人間の条件』では働くことの幸福について3段階あると言っています。
『活動』になる人生を目標にするための記事もご用意致しましたので、ぜひ参考にしてみてください!
【まとめ】攻略法
まとめると、
- 会社とは社員を駒として扱う場所。
- 基本的に社長や事業主はその会社の営利目的で1人で全てを行っていると思っている。
- 自分がもし会社に勤めるのならどの様な場所か知っておくべき。
- 『活動』できる場所をさがす。
ブラック企業に入社しないようにこの視点をもっておいてください。
以上です。
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